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2019-01-01から1年間の記事一覧

谷口雅春著 「無門関解釈」 第十九則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、「無門関解釈」の紹介、 今回は、第十九則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして読んでもOKです。 では、 第十九則 「平常是道(へいじょうこれどう)」 南泉(なんせん)ちなみ…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第十八則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、「無門関解釈」の紹介、 今回は、第十八則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして読んでも大丈夫です。 では、 第十八則 「洞山三斤(とうざんさんぎん)」 洞山和尚、ちなみに僧…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第十七則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、「無門関解釈」の紹介、 今回は、第十七則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして読んでもOKです。 では、 第十七則 「国師三喚(こくしさんかん)」 国師三たび侍者(じしゃ)を…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第十六則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、「無門関解釈」の紹介、 今回は、第十六則です。 解釈文だけにすると、分かりにくい部分もあるので、本文も載せることにします。 さて、 第十六則 「鐘聲七條(しょうせいしちじょう)」 雲門曰く、世界恁麼(せかいいん…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第十五則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、「無門関解釈」の紹介、 今回は、第十五則です。 今回から、解釈文だけ載せます。 では、 第十五則 「洞山三頓(とうざんさんとん)」 雲門和尚(うんもんおしょう)は雪峰義存禅師(せっぽうぎぞんぜんじ)に 嗣法(しほう)…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第十四則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、「無門関解釈」の紹介、 今回は、第十四則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして読んでも大丈夫です。 では、 第十四則 「南泉斬猫(なんせんざんみょう)」 南泉和尚、ちなみに…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第十三則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、「無門関解釈」の紹介、 今回は、第十三則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして読んでもOKです。 では、 第十三則 「徳山托鉢(とくさんたくはつ)」 徳山一日(とくさんいち…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第十二則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、「無門関解釈」の紹介、 今回は、第十二則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして読んでも良いです。 では、 第十二則「巖喚主人(がんくわんしゅじん)」 瑞巖(ずいがん)の彦(げ…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第十一則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、「無門関解釈」の紹介、 今回は、第十一則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして読んでもOKです。 では、 第十一則 「州勘庵主(しゅうかんあんじゅ)」 趙州(じょうしゅう)一…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第十則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、「無門関解釈」の紹介、 今回は、第十則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして呼んでも良いです。 では、 第十則 「淸税孤貧(せいぜいこひん)」 曹山和尚(そうざんおしょう)、…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第九則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、 第八則を、とばして、 今回は、第九則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、スルーしても大丈夫です。 では、 第九則 「大通智勝(だいつうちしょう)」 興陽(こうよう)の譲(じょう)和…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第七則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、 今回は、第七則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、スルーしても良いです。 では、 第七則 「趙州洗鉢(じょうしゅうせんぱつ)」 趙州、ちなみに僧(そう)問う、それがし乍入叢林(さ…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第六則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、 今回は、第六則です。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして読んでもOKです。 では、 第六則 「世尊拈花(せそんねんげ)」 世尊、昔、霊山會上(りょうぜんえじょう)にあって、花を…

谷口雅春著 「無門関解釈」 第五則を読む

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、 第四則は、分かりにくいので、パスして、 今回は、第五則です。 この公案は、有名なので、知ってらっしゃる方もいるのではないかと思います。 本文の後にわかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして…

谷口雅春著 「無門関解釈」を読む 第三則

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、今回は、 第三則です。 本文の後に、わかりやすい解釈文があります。 本文は難解なので、とばして読んでもOKです。 では、 第三則 「俱胝竪指(ぐていじゅし)」 俱胝和尚、およそ詰問するあればただ一指をあぐ。のち…

谷口雅春著 「無門関解釈」を読む 第二則

さて、禅宗第一の書「無門関」の解釈本、今回は、 第二則です。 本文の後に、分かりやすく書いた解釈文があります。 本文は、難解なので、とばしても大丈夫です。 第二則「百丈野狐(ひゃくじょうやこ)」 百丈和尚、およそ参のついで、一老人あって、常に衆に…

谷口雅春著 「無門関解釈」を読む 第一則

今回は、禅宗第一の書、「無門関」の解釈本です。 第一則~第四十八則まで、あります。 読み応え十分の書なので、一則ずつ紹介したいと思います。 一則で、悟れる人は、悟れます。 では、早速、 第一則「趙州狗子(ジョウシュウクシ)」 『趙州和尚、ちなみに…

公方俊良著 「般若心経 人生を強く生きる101のヒント」を読む

さて、今回は、「般若心経」です。 般若心経は、お釈迦様の教えをわずか276文字に 集約したものです。 「空」の思想とも呼ばれています。 最も大切な教えは、「真実に目覚めること」とされています。 「真実」とは、「三法印」すなわち、「諸行無常」「諸法…

「韓非子」を読む

さて、今回は、中国古典の「韓非子(カンピシ)」です。 中国の思想には、「性善説」と、「性悪説」とが、あります。 「性善説」というのは、人間は、もともと「善」なのだから、 のびのびと、その「善性」を伸ばすようにすべきだ。 という考え方です。 対して…

丹羽隼兵著 中国古典百言百話3「三国志」を読む

さて、今回は、「三国志」です。小説の方では、ありません。 「三国志」の物語の中の言葉や、エピソードを集めた本です。 「三国志」には、小説等になって、若干、虚構も含まれている「演義」と、 史書である、「正史」とがあります。 「三国志正史」は、晋…

「孫子」を読む

さて、今回は、「孫子の兵法」でおなじみの「孫子」です。 「孫子」は、春秋時代の兵法家、孫武(ソンブ)の著とされています。 もう一人、「孫子」の作者ではないかと思われていたのが、 孫武の子孫とされる、孫臏(ソンピン)ですが、近年では、やはり、 孫武…

「論語」を読む

いよいよ論語です。 論語は、日本の様々な人たちに影響を与えてきました。 論語からの出典の言葉は、誰でも一度は、耳にしたことがあるものばかりだと 思います。 まず、有名どころから、 「子の曰く、吾れ十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして…

加藤諦三著 「アメリカインディアンの教え」を読む

加藤諦三さんの著作には、二十代の頃、ハマりました。 三十冊くらいの本を、熟読し、その頃の私にはピッタリだと思いました。 「~の心理」というタイトルの著作が多いのですが、加藤さんは、 心理学者ではありません。 今回は、「アメリカインディアンの教…

デカルト著 「方法序説」を読む

今回は、哲学です。 デカルトについては、故小林秀雄氏がその本質に精通しているようなので、 小林氏の文を、参考にして、紹介したいと思います。 「方法序説」というと、なんだか難しく感じるタイトルですが、 小林氏によると、「私のやり方」と訳した方が…